アルコールバーナー製作2
さて、今日は単室加圧式のバーナーを作製します。
開放式に比べてこちらの方がコンパクトに作製できるので、持ち運ぶには便利かもしれません。
とりあえずビール缶を切断して、片方に穴を開け内部にスチールタワシを詰め込んで完成です。
アルミのゴトクはWindyのPCIスロットカバーを加工して作製。
早速、湯沸かし試験を実施しました。
天板のくぼみがプレヒート用の受け皿になり、アルコールを30ml投入しても5mlほどは受け皿に溜まります。
点火すると最初は受け皿のアルコールが燃焼し、120秒後ぐらいにバーナーに点火します。
200mlのお湯が沸くのに3分50秒、燃焼時間は9分間でした。
開放式に比べて湯沸かし時間が長いのは最初のプレヒート時の熱量が低いからだと思います。
燃焼時間が短いのもプレヒート燃焼するアルコールの量が多いのでしょう。
アルミのゴトクですが、湯が沸いたあとにチタンコッヘルを火から下ろして、暫く目を離した隙にメルトダウンしていました……
グニャリ……ぽろん……です。
素材は鉄製の物を使用しないと駄目みたいですね。
今度会社で漁ってみます。
- 試作第三号 単室加圧式
- アルミ缶:66mm*40mm
- 燃焼孔:12
- 空気穴:中心部4
- AL:30ml/540s
- Water:200ml/230s
- アルミゴトク
- 材質:PCIスロットカバー
- 形状:十字