アルコールバーナー製作2

KSR1102005-06-12


 さて、今日は単室加圧式のバーナーを作製します。
 開放式に比べてこちらの方がコンパクトに作製できるので、持ち運ぶには便利かもしれません。
 とりあえずビール缶を切断して、片方に穴を開け内部にスチールタワシを詰め込んで完成です。
 アルミのゴトクはWindyのPCIスロットカバーを加工して作製。
 
 早速、湯沸かし試験を実施しました。

 天板のくぼみがプレヒート用の受け皿になり、アルコールを30ml投入しても5mlほどは受け皿に溜まります。
 点火すると最初は受け皿のアルコールが燃焼し、120秒後ぐらいにバーナーに点火します。
 200mlのお湯が沸くのに3分50秒、燃焼時間は9分間でした。

 開放式に比べて湯沸かし時間が長いのは最初のプレヒート時の熱量が低いからだと思います。
 燃焼時間が短いのもプレヒート燃焼するアルコールの量が多いのでしょう。

 アルミのゴトクですが、湯が沸いたあとにチタンコッヘルを火から下ろして、暫く目を離した隙にメルトダウンしていました……
 グニャリ……ぽろん……です。
 素材は鉄製の物を使用しないと駄目みたいですね。
 今度会社で漁ってみます。

  • 試作第三号 単室加圧式
    • アルミ缶:66mm*40mm
    • 燃焼孔:12
    • 空気穴:中心部4
    • AL:30ml/540s
    • Water:200ml/230s
  • アルミゴトク
    • 材質:PCIスロットカバー
    • 形状:十字